痛みを抑え、歯医者さん嫌いのお子様にも多数ご利用いただいております。

小児歯科における当院の取り組み

歯科医院には 「小児歯科」という診療科目 があります。名前の通り、 子どもの歯を専門に治療する科目 です。
大人の治療とは別に分けられていることからも分かるように、子どもと大人では 治療に対する方針が異なります。 

歯医者さんを好きになってもらうことが重要

虫歯になったら、悪くなった部分を削って詰め物やかぶせ物で修復する。
こうした虫歯治療の流れは、大人でも子どもでも変わりはありません。
しかし、小児歯科では、 治療を始める前に意識しなければならないこと があります。
それは、 子どもたちが歯科医院を嫌いにならないようにする ということです。
その点で、当院が取り組んでいることをご紹介します。

歯医者さん嫌いを克服するための当院の取り組み

①治療は歯医者さんに慣れてから

お子様が初めて来院された場合、痛みがひどい場合を除けば、すぐに治療を始めるということはありません。歯を削るという治療はお子様にとって怖いものです。無理に治療を行えば、歯医者さんを嫌いになってしまうかもしれません。そこで、ゆっくり話をしたり、道具に触ってもらったりして緊張をほぐしてから治療を始めています。

②お子様にも治療を詳しく説明する

お子様が受ける治療を、本人にもできる限り説明して分かってもらうようにしています。虫歯は治療しないとどうなってしまうのか、治すにはどんなことをするのか。こうした点は、難しい話になるので理解できないだろうと考える歯科医師もいます。しかし、分かりやすく説明することでお子様たちもきちんと理解できるのです。

③保護者様にも同席していただく

お子様が治療を受けているときは、ぜひとも保護者様も同席してください。理由は2つあります。1つは、同席していただくことによって、お子様が適切な治療を受けているということの証明となります。もう1つは、親子で治療に関する知識を付けていただきたいからです。歯科医院を離れて自宅に戻ると、お子様の歯を守れるのは保護者様だけです。家族ぐるみで歯の健康を守る習慣をつけてください。

④「咬合誘導(あごの誘導)」のすすめ

お子様の歯は大人と違い、あごの成長や歯の生え代わりによって絶えず移動しています。ですから、お子様の頃に歯並びが良かったとしても、大人になったときに悪くなってしまう可能性もあるのです。そこで大切になるのが「咬合誘導(こうごうゆうどう)」という考え方です。お子様のあごが成長と共にどのように移動していくかを予測し、顎の大きさを適切に誘導します。

お子様の虫歯を防ぐために心掛けほしい2つのこと

虫歯は、 口の中にひそんでいる細菌によって引き起こされる感染症 です。
ですから、 虫歯の原因菌から歯を守ることが重要 です。そのためには、次の点を心掛けてください。

感染源の除去


新生児には 虫歯の原因菌は存在していません。 食べ物を口移しで与えることや、同じスプーンで食べることで感染させてしまう可能性があります。 大人のお口の中も清潔に しておきましょう。

抵抗力を高める


感染症になってしまうのは、 身体の抵抗力が弱っている時 です。虫歯も感染症なので、 栄養のある食事を摂ることや、運動によって抵抗力を高めること を日頃から意識すると良いでしょう。

お子様の歯を守るために当院が行う3つの方法

正しい口腔衛生指導(OHI)

お子様の歯は、形が小さく歯並びも複雑なので磨きにくいものです。しかし、少しでも磨き残してしまうとそこから虫歯になってしまいます。
そこで当院ではOHIという口腔衛生指導をおすすめしております。正しい方法で歯を磨くということは、虫歯予防の基本です。

シーラントで溝を埋める

歯の表面には複雑な溝があり、この部分に食べかすが残って虫歯になってしまうおそれがあります。
そこで、虫歯の原因になりやすい溝を埋めてしまうのがシーラント法です。食べかすが残りにくくなるので虫歯を減らすことができます。

フッ素塗布で虫歯に強く

歯磨き粉の中にも含まれているフッ素という成分は、歯を虫歯に強くする働きがあります。
歯科医院では、歯磨き粉に含まれているものよりも高濃度のフッ素を歯に直接塗ることで、歯の抵抗力を高めるという治療法があります。

ご予約・お問い合わせ

日本橋梶村歯科医院の小児歯科は、 虫歯になってから治療するのではなく、虫歯から歯を守るという方針 です。
日本橋にお住まいの 多くのお子様たちが当院に通っています。 水天宮前で小児歯科をお探しの方は是非、当院にお問い合わせください。

03-5643-0408
受付時間:平日 10:00 ~ 13:30 / 15:30 ~ 19:00
休診日:土日祝日